前回は会社で保護したところまでお話しました。季節は9月7日でまだまだ残暑は厳しかったころです。通勤で使用している軽トラを駐車場から、日陰のある場所まで移動させて脱走できないくらいに窓を下げて、車内の足元スペースに水を用意して仕事が終わるまで待ってもらいました。軽トラですからそこまで広くはありません。車に乗るのが初めてだとしたら、だいぶ不安であったと今では思います。子猫を保護するなんて自分としても初めてのことだったので、今思えばと反省する点はいくつも思い浮かびます。かわいそうなことしちゃったかなと。
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さて仕事が終わりました。家には先住猫が2匹いるので、連れて帰ってもすぐに部屋の中に解放するわけにも行きません。鼻水も垂らしているし、くしゃみもするしでまずは動物病院だろうと電話をかけると18時までに来てくださいとのこと。かなりギリギリ(実際には数分遅れてしまいました)。車内には段ボール箱を助手席に置いておきましたが、当然そこで静かにしているわけもなく、運転中にも関係なく車内を動き回ります。ダッシュボードを右に左に、ハンドルを伝って乗っかってきたり、ブレーキの周りをウロウロしたり、初めてのドライブはなかなかアドベンチャーなものでした。
診察して、ワクチンの注射を打ったりにしてもらいました。そこで性別(オス)が分かり、だいたいの年齢(生後5ヶ月くらいではないか)が判明しました。年齢の割には体重は少なく、やや成長が遅いとも言われました。あまり大きくならないかもしれませんと言われたものの、現在は4.6kgとしっかり大きくなってしまいました。もうすっかり暗くなってきましたが、家に帰ってからも悪戦苦闘は続きますが、それはまた次回に。