イオン松江ショッピングセンターに映画館が帰ってきました。7月18日(金)にオープンしたイオンシネマ松江です。
いろいろと初の試みがあって招待を頂けたので、連日の猛暑から避けるためにも新しい映画館にお邪魔しました。
以前はフラット方式の座席でしたが、イオンシネマになってスタジアム方式(階段状の傾斜がついた座席)になり見やすくなりました。

紙のチケットが不要に。
最近では飛行機やコンサートのチケットも、オンライン購入してスマホの画面を提示して利用できます。すっかり日常化されてきた方法ですが、イオンシネマでも「e席リザーブ」でチケットを購入すると、発券なしで入場ができます。便利ですがスマホのお忘れにご注意を(バッテリーの残量も)!
人気作品だと混雑は予想できますが、もう混み具合は落ち着いているだろうと思っている作品でもこの人気作品と上映時間が近いとこの混雑に巻き込まれることがあるのでご注意を!


セルフレジのオンパレード。

チケット発券機のセルフ化はびっくりしないですが、グッズ売り場のセルフレジには驚きました。また、極めつけはセルフ方式のドリンク&ポップコーンバーです。ドリンクバーは今では耳馴染みなものですが、ポップコーンも?




こちらの二つは全国のイオンシネマでも松江店が初めての試みです。ポップコーンバーで頼める味は二つ、塩とバターしょうゆ味でした。専用カップをセットしてボタンを押すとあっという間にポップコーンが出てきます。


※ただ、まだ安定した分量が出ないときもあって少ないときもありました。ボタンを押しすぎると逆に溢れてしまうこともあったので、そんなときはスタッフに声をかけるようにしてください。
鑑賞中は塩味、お土産にはバターしょうゆ味なんて楽しみ方もできます。ドリンクも例えば紅茶でもいくつものフレーバーを選べたりできて、なかなか考えられた機械でした。





ドルビーアトモス(Dolby Atmos)は山陰エリア初導入。

音響マニアの人には朗報です。ドルビーアトモスがイオンシネマ松江では5番スクリーンに設置されました。この方式で上映される作品にはATMOSの表記があります。
チラシには「没入感のある深み」「圧倒的な明瞭さ」「驚くほどのディテール」と謳われていますが、聞き比べでもしないと分からないよ、とも思いました。しかし、劇場内に入って天井を見上げてみてください。そこには今までの映画館では見たことのない、大きな丸い筒のような珍しい形のスピーカーがあります。一つではありません。20個以上はあります。それを見ただけで、この劇場は只者ではないぞ、と背筋が伸びました。

この日は最新作の「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」を鑑賞しました。ド派手なアクションシーンでは音圧で座席が揺れ、空気を震わせるほどのリアリティがありました。スポーツ系の映画やミュージカル作品なども大いに楽しめそうです(ホラーは個人的に遠慮しますが)。

さらに映像面では島根県内ではこちらも初となる全スクリーンにレーザープロジェクター「BARCO」が導入されました。
会員サービスについて
映画館各社がさまざまな割引・会員サービスを実施しています。イオンシネマではイオンマークのクレジットカードを持っている人へのサービスがあります。それとは別にイオンシネマ独自の会員サービス「ワタシアタープラス」もあります。1年間に6本以上は映画館で映画を見るぞ、という人にはこちらの入会がお得でしょう。
年間で400円がかかりますが、今年は見たい作品が多いかも、という年なら入会するのも良いかもしれません。詳しいサービス内容はホームページをご覧下さい。

映画のついでにお買い物、あるいはその逆でもかまいません。家でゆっくり好きなタイミングで見るのもいいですが、映画館で見てしまうと、あぁまた来ようと思ってしまいますね。
