この度、ちょっとしたご縁がありまして、益田市で老舗の酒蔵である右田本店さんのウイスキーを頂きました。
『右田 ピュアモルトウイスキー プレミアム』
希望小売価格 5,000円(税抜)
容量 700ml
原材料 モルト
アルコール度数 43度
簡単に老舗と言ってもその創業は驚くべき1602年です。関ヶ原の戦いの2年後ですから、徳川家康も存命の時代です。
ウイスキーと私。
さっそくウイスキーの飲みレポといきたいところですが、実を言いますと日常的にウイスキーはあまり飲まない人で、たまに缶で売っているハイボール系を買うくらいなのです。
20代半ばの頃に一時期だけマイブームが来たことがあります。どうしてそんなブームが来たのかは今となっては思い出せません。村上春樹さんの『もし僕らのことばがウイスキーであったなら』を読んだからかもしれません。
しかしそのマイブームが過ぎると、ウイスキーのボトルを買うことはなくなりました。まさか再び我が手にウイスキーのボトルをつかむ日が来るとは。しかも、こんなに高級なウイスキーを。(ありがとうございます!!)
さて味わうことに。
ストレートにロックとまずはザ・ウイスキーの味を確かめました。喉を通ると胸の内が少し熱くなった気がします。そして森の中、林に囲まれているかのような香りも感じられました。他の種類のお酒では体験できない感覚です。
島根県では初で発。
歴史ある酒蔵『右田本店』。島根県初のウイスキー蒸溜所になります!!(すごい!!)
2023年4月にウイスキー製造免許を取得された右田本店さん。益田蒸留所を設立されて生産を開始しました。そしていよいよ販売がスタートとなりますが、なんと6種類を同時に発売するという試みです。
前述のプレミアム以外の銘柄をご紹介します。
- 右田 ブレンデッドウイスキー スタンダード
1,800円/700ml/モルト・グレーン/40度 - 右田 ブレンデッドウイスキー シェリーカスク
1,800円/700ml/モルト・グレーン/40度 - 右田 ブレンデッドウイスキー ミズナラカスク
3,000円/700ml/モルト・グレーン/43度 - 右田 ブレンデッドウイスキー バーボンスタイル
4,000円/700ml/モルト・グレーン/43度 - 右田 ピュアモルトウイスキー スタンダード
4,500円/700ml/モルト/43度
(※希望小売価格・税抜/容量/原材料/アルコール度数)
これだけ味の違いをつけるのは難しいのではないかと素人発想で思ってしまいます。全部揃えて飲み比べしてみたいところです。製法とか原材料とか詳しくありませんので、もうパッケージの色味で次に飲むウイスキーを選んでしまおうかしら。私の好きなオレンジ色を使っている『右田 ブレンデッドウイスキー バーボンスタイル』とか見ているだけでいいなあ。島根県で初めてのウイスキーの蒸留所から、これからもっと様々な味のお酒が発売されていくのでしょうね。
受け継がれてきた味~日本酒。
ここで少し右田本店さんの本業?のお話を。もちろん日本酒です。「宗味」は代表的なブランドシリーズです。近所のスーパーで売っていたのがこちらです。
瓶の封を開けた日は今シーズンの初雪を観測したとても寒い日でした。その日のメインは温かい蕎麦で、当然ながら熱燗にしてしまいました。元々、辛口の尖った感じが好きな方ではありません。どうだろうとおちょこを口元へ運びます。熱燗にするとむせ返したりする人もいると思いますが、なんとも柔らかいまろやかな飲み心地です。蕎麦をすすって、くいっと一口。なんと相性のよいことか。毎日飲むのではなく、その日の気分や夕飯のメニューに合わせて日本酒にするかウイスキーを選ぶ楽しみが増えました。
飲み方によってアテが変わる。
ウイスキーに合う食べ物は何であろうか。これは好みの問題なので、あくまでも個人的見解とご了承ください。定番のナッツ類とかスナック菓子などはロックで飲むときに合いました。しかし、ハイボールにするとチーズ系とかクリーム系(グラタンとかカルボナーラとか)が合うと感じました。冷凍もののドリアですが合わせてみたところ、予想通り相性が良かったです。今度はドリアもちゃんと作って合わせてみたいですね。
朗報。販売店舗が続々増えてます!!
『右田 ピュアモルトウイスキー プレミアム』を送っていただいたときには、まだ県内での販売が少なく近所で買えるところがなく、残念だなあと思っていましたが、先日あらためて公式ホームページを拝見すると、お取り扱い店舗を増えていました。私の住んでいる近所のスーパー等で買えるようになっていました。手に取って購入できるというのは嬉しいことです。