今日は、猫の日

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2月22日。月曜日。

ニャン、ニャン、ニャン。

今日は猫の日。

我が家の二匹の雌猫、ニャンコとチビスケ、二人の様子を見るとそんな記念日とはお構いなく、

昨日と同じ今日を生きているようにしか見えない。

盛り上がっているのは人間だけということか。

でも、人間とはそういう動物なんだよ、と我が家の猫たちに理解を求める。

昨日と同じように、あぐらをかく足の上に座ろうとしてくるニャンコの目を見ながら。

「どうでしょうか。今日は猫の日ですよ。ニャン、ニャン、ニャン」と。

「・・・・・」

彼女は一瞬だけ動きを止めて見つめ返してくるが、何も言わずに上ってくる。

「ゴロゴロゴロ」

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ゴロゴロ音が大きなニャンコ

彼女のゴロゴロ、多分他の猫より大きな音だと思う。
ニャンコは、何回か出産を経験している。
子ども達におっぱいをあげる時、結構なゴロゴロ音を鳴らしていてこちらもびっくりしていた。
そして子育て終了後の今、撫でられたり、膝の上に乗ったときなど
すごいゴロゴロ音を鳴らすのだ。

子猫(三毛猫)とニャンコ(サバトラ)
2012年チビスケ達の出産後、家の前までやってきたとき
2012年秋、子育て中のニャンコ

このゴロゴロ音、構造はよくわからないが、気が付いてほしい時にも
合図として鳴らしてくることもある。

朝、人間の枕元にやってきて「ゴロゴロゴロ…」
撫でられても膝の上に乗っているわけでもないのに
結構な大きなゴロゴロ音を聞かせてくるのだ。

まるで目覚まし時計のように。
目が覚めてご飯をあげることとなる。

ゴロゴロするニャンコ(サバトラ猫)
玄関先でころがるニャンコ

チビスケは家族の中で私を一番下に見ているよう…

チビスケ(何度も言うけど女の子)は、妻に言わせるとどうも私のことを家族の中で一番下に見ているようだ。
名付け親なのにだ。

いや、女の子なのに「チビスケ」
そんな名前の名付け親だからだろうか。

夜寝ていると、(私が寝静まった後くらいに)どすどすと私のおなかに乗ってくる。
ちょっとうれしい気もするが、4キロ越えの重さがのしかかってくるため
う~~~~っとうなりながら朝まで過ごすこととなる。

そして朝起こすときも、顔をペシペシ叩かれ起こされる。
先日までは爪を立ててくることもあった。

ちなみに妻はなかなか起きないため猫たちはあきらめていて起こさない。

同居してる父母の寝室にも行って起こしているみたいだが
「にゃ!」と可愛く遠慮気味に起こすらしい…
決して上に乗ったり顔をペシペシしたりはしないらしい…

この違いは何なんだろうか。

膝の上に乗るチビスケ(三毛猫)
膝の上に乗るチビスケ

チビスケ的人間の好きな順番

ブラッシングされる三毛猫チビスケ
父にブラッシングをされご満悦のチビスケ

①父
・毎朝のごはん
・ブラッシング
・帰宅後チビスケが「にゃんにゃん」今日の出来事を話すのを「そうだったの~」と会話してコミュニケーションしてくれる

②妻、母
母ちゃんが強いこの家の特徴を分かっているようで(いたずらをすると注意するのもあるからだと思う)この二人にはチビスケは逆らわない

そんな感じなため、私は甘く見られているのかもしれない。
チビスケよ、もう少し対等に関わっていただきたい。

屋根に登って満足げなチビスケ

今日は猫の日。

例年に比べ気温が高く、風が強い。

週の後半からはまた寒くなるらしい。

人間が猫を見る時間と、猫が人間を見る時間、一日のうちでいったいどちらが勝っているのだろう。

人間のための猫の日であっても良し。

猫のための猫の日ならなお良し。

特別なご飯は用意していないけれど、悪く思わないでねと内心で呟きながら、昨日と同じようにニャンコの背中をなでる。

日向ぼっこ中のニャンコ
日向ぼっこ中

【はじめての猫暮らし】
島根で暮らす夫婦と猫との暮らしをエッセイで綴っていきます。
2012年、田舎暮らしをスタートさせた中で野良猫 ニャンコ、チビスケと出会いました。