【読みたい本】祝!直木賞にノミネート!石見銀山を舞台にした小説「しろがねの葉」

しろがねの葉ブックレビュー
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第168回(下半期)の芥川賞・直木賞のノミネート作品が発表されました。
読書好きなので、様々な文学賞の受賞作品は気になります。
それにも増して、今回の直木賞では[しまね暮らし]としても見逃せない作品が候補になっています。
その作品とは・・・千早茜さんの「しろがねの葉」です。
いったい何が見逃せないのでしょうか。

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「しろがねの葉」について

千早茜 『しろがねの葉』 | 新潮社
戦国末期、シルバーラッシュに沸く石見銀山。天才山師・喜兵衛に拾われた少女ウメは、銀山の知識と未知の鉱脈のありかを授けられ、女だてらに坑道で働き出す。しかし徳川の支配強化により喜兵衛は生気を失い、ウメは欲望と死の影渦巻く世

なんと!物語の舞台は世界遺産・石見銀山!
島根県が舞台のため気になっているのです!!

そして・・・実はまだ読み終わっておりません。ごめんなさい。
感想文はまた後日改めて書きます!!

石見銀山の町並み
現在の石見銀山の町並み


この物語は戦国時代末期頃の石見銀山を舞台にしています。
「天領さん」と呼んでいる地元のお祭りがありますが、これは徳川幕府直轄領であった名残のようです。
なんとなく石見銀山を歩いてみても、タイムスリップするのは江戸時代な感じがしていたのですが、
石見銀山が発見されたのは1527年のこと。
徳川家が所有する前は、大内氏、尼子氏、毛利氏などの戦国大名がこの土地の利権を巡って争っていたのです。
長い年月、良き時代もそうでない時代もあったのでしょう。読了後にはきっとまた訪れたくなる気がします。

石見銀山
いも代官ミュージアム、ここも小説で出てくるのだろうか・・・戦国時代にここがあったらでてくるのかな・・・

芥川賞・直木賞の選考会は2023年1月19日!

しろがねの葉

芥川賞・直木賞の選考会は2023年1月19日です。
千早茜さんは今回が三度目の直木賞候補ということで、期待が高まります。
お正月じっくり読みたいと思います!
感想文をお楽しみに♬

そして2022年は色々と石見銀山が注目されていたように思えたのでまとめてみました!
こちらの記事もぜひご覧ください。